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自由堂ノックの「生きるは恥だが死に切れず」

死にたがりの楽天家・自由堂ノックがが裁判傍聴やADHD、仮面ライダー、刀使ノ巫女などをテーマに書きます。

ADHDという能力

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ADHDという能力

さてさて、ADHDには次のようなダメな点がたくさんあります。

・ケアレスミスが多い
・物覚えが悪い
・要領が悪い
・空気が読めない
・じっとしてられない
・集中力が悪い
・計画が立てられない
・片付けができない
・時間が守れない
・お金の管理ができない

すなわち、ほとんどの仕事やバイトで、役に立たない。

「まあ、何てかわいそうな人たちなの。よかった。私も子供もADHDじゃなくて」

なんて思ったそこのあなた!

勝手に憐れむんじゃないよ。

むしろ、今回はADHDがうらやましくなる、そんな話です。

この記事を読んで「俺もADHDになりたい!」と思っても、基本、AHDHは先天的なものなので、あとからなるのは無理です、ざまぁみろ、という話です。

まず、ADHDだったといわれている偉人を紹介していきましょう。

・レオナルド・ダ・ヴィンチ
・坂本龍馬
・リンカーン
・エジソン
・アインシュタイン
・ガリレオ
・アガサ・クリスティ
・モーツァルト
・ウォルト・ディズニー
・織田信長
・スティーブ・ジョブズ

そうそうたる面子ですねぇ。

よく「ADHDを治療する」などという言い方をする人がいますが、もってのほかです。

なぜなら、上を見てもらえればわかる通り、

ADHDなくして、日本の夜明けはなかったぜよ!

ADHDなくして、スマートフォンもなし!

エジソンがADHDを治療してしまったら、今頃みんな、行燈で暮らしてます。

ウォルト・ディズニーがADHDを治療してしまったら、浦安にあるあそこは今頃、ユニバーサル・スタジオ・トーキョーになっていたでしょう(それはそれでいいか)。

ガリレオがADHDを治療していたら、今頃地球は回ってないのです!(回ってます)

アインシュタインがADHDを治していたら相対性理論も完成せず、今頃・・・・・・科学は発展しなかったでしょう(詳しくない)。

た・だ・し、坂本龍馬やレオナルド・ダ・ヴィンチがADHDの診断書を持ってるわけもなく、歴史上の偉人に関しては、構成に伝わる逸話から「恐らくADHDだったんだろう」と言われているだけですので、ご注意ください。


なぜ、歴史に残る天才はことごとくADHDだったのか。

それはADHDには、欠点ばかりではなく、特技が存在したからです。


ADHDの特技① 過集中

ADHDは集中力がないです。私もよく、授業中は話を聞かずに空想に耽っていました。

が、正確に言うと、まったく集中力がないのではなく、「集中力をコントロールできない」。

好きなことをしている時は、驚くほど集中力を発揮するといわれています。それが過集中。

好きなことをしていると、ADHDに足りないと言われているドーパミンが大量に分泌されます。その結果、集中できます。

ADHDの脳はこの状態を長く続けたいので、ずーっと好きなことがやめられず、ずーっと集中し続けるのです。

人によっては、話しかけても気づかないほど集中するのだとか。

僕はあまり過集中しないのですが、振り返ればあれも過集中だったのかな、なんてことがちらほら。

寝食を忘れて遊びや調べものに没頭したことがちらほら。止めようにも止められない。

何より、こうして今、ADHDについて書いているのも、実は過集中の賜物。

わたくし、ADHDに関して、ネットで出回っていることのほとんどを、3日で調べ上げ、頭に入れました。仕事中も暇なときは携帯で調べ、食事中も携帯で調べ。やめたくても調べつくすまでやめられない。

だって、自分あるあるが書いてあるんだもん。おもしろすぎて、止まんなくなってしまった。

ADHDというワードを知ったのが、24歳の夏のある日。それから3日後には、もうADHD博士になっていました。


ADHDの特技② 発想力

ADHDは普通の人よりも発想力が優れているといわれています。

電球を発明しちゃうとか、スマホ作っちゃうとか、ミステリー書いちゃうとか、テーマパーク作っちゃうとか。

よく、言われるのが、次のような理由です。

普通の人の脳みそは、いわば図書館のよう。

「歴史」の本棚に行けば歴史の本があるし、「昆虫」の本棚に行けば昆虫の本があります。

しかし、ADHDの脳内では、情報の整理整頓ができないので、「歴史」の本棚に昆虫図鑑が適当に突っ込んであったりします。

でも、この昆虫図鑑が、実は知りたかった「歴史」の答えを教えてくれたりします。これが全然違うジャンルをつなげてしまうADHDの発想力です。


さて、前にも書いたのが「ADHDは本当に障害か」ということ。

僕はむしろ、ADHDは能力だと捉えています。

僕自身も人からほめられたことを思い返してみると、この能力のおかげなのかな、ということが多々あります。

ただ、「能力」には「代償」があるのが少年ジャンプの鉄則(笑)。

悪魔の実の能力が、悪魔の能力が使える代わりにかなづちになるように、ADHDの能力にもまた代償がある。それが最初にあげた欠点の数々。

そういう風に考えると、なんだかラノベの主人公になったみたいで、ADHDも決して悪いことではないように思えてきません?

せっかくだから、中二病みたいな名前を付けましょう。ADHDはできることとできないことの差が激しいので、「不安定な天才」と書いて、「アンバランスギフト」なんてのはどうでしょう。

                                         アンバラ
「くっ、俺が携帯を忘れてしまったのも、遅刻したのも、家が片付かないのも全部、この『不安
ンスギフト
定な天才』のせいなんだ……」(震える右手を見ながら)

そう考えるようになってから、わたくし、

「X-MEN」を見ると、異様に共感してしまいます。

生まれつき特殊な能力を持ったミュータントたち。彼らはその能力のせいで、社会から孤立をし、ミュータントであることを隠して生きている……。

めっちゃわかる!(わかるんかい)

今日のまとめ

・ADHDは能力である

・ADHDの能力は大きく分けて、過集中と発想力の2つ

・ADHDの欠点は、能力の代償である
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プロフィール

HN:
自由堂ノック
年齢:
35
性別:
男性
誕生日:
1989/03/01
職業:
ライター、商業ラッパー
趣味:
旅、ラップ、特撮
自己紹介:
地球一周した人見知り。フリーライター、地下小説家、商業ラッパー、「さいたま野仏ミュージアム」館長。焼肉記事や特撮記事書いたり、小説『あしたてんきになぁれ』を書いてネット公開したり、野仏の研究したり、川の写真撮ったり、仮面ライダーと戦隊を見たり、TRPGをやったり、そんな毎日。

P R