さて、裁判傍聴の仕事を初めて気づいたら5か月たちました。だいぶ裁判所にもこなれてきて、もはややりたい放題です。
今日は、お堅いと思われがちな裁判所が、いかに無法地帯かという話を。
とはいえ、公然と犯罪が行われていたり、不良弁護士に絡まれてカツアゲされたり、拳銃が発砲されているわけではありません。むしろ、東京地裁は手荷物検査をパスしないと入れません。
しかし、基本、人に迷惑をかけなければ何やってもOKだったりするのです。
注意!裁判所ごとにルールは違う可能性があります。実際にやってみる場合は、よくルールを確認してください。
①飲食OK!
図書館をはじめ公共施設に行くと、大概は「施設内での飲食はお断りしています」と書かれています。
しかし、裁判所内は飲食OK! 少なくとも、さいたま地裁はロビーとかで飲食できます。売店のおばちゃんに確認撮ったので、まず間違いありません! いつも裁判所のロビーで警備員さんの目の前で、アイスを食べてますが(のんき)、一度も怒られたことはありません(東京地裁は飲食用のスペースがあるので、逆にそこ以外での飲食は禁止されていると思います)。
ただし、実際に裁判が行われる部屋、法廷内は飲食禁止です!
②お昼寝OK!
さいたま地裁、東京地裁で裁判が始まるまでの間、うとうとして僕はよくロビーの椅子で昼寝してますが、これもまだ怒られたことありません。
ただし、電車で居眠りするときみたいに、ちゃんと椅子に座って寝ること! 横になってスペースをとって寝たら、さすがに怒られると思います。迷惑です。
③宴会OK!
はっはっは。裁判所の中で宴会なんて、そんなあほな。
しかし、僕は確かに見たのです。東京地裁の地下の飲食店に、「宴会も承っております」と書いてあるのを……。
誰が、裁判所内でするねん!
勝訴記念とかかしら。でも、予約して敗訴してたら、すごい恥ずかしいな。「あの……、予約してた○○なんですけども……、さっき裁判に負けちゃったので、今日の予約はキャンセルということで……」。
その直後に別に人から電話かかってきて「あの~、××という者なんですけど、今から宴会予約できますか? 今日です。いやぁ、さっき裁判に勝ったんですよ~。あっはっはっはっは!」
裁判は明暗がくっきり分かれます。おあとがよろしいようで。