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自由堂ノックの「生きるは恥だが死に切れず」

死にたがりの楽天家・自由堂ノックがが裁判傍聴やADHD、仮面ライダー、刀使ノ巫女などをテーマに書きます。

アニメ「刀使ノ巫女」の第2期を見たい!……ような見たくないような……。

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アニメ「刀使ノ巫女」の第2期を見たい!……ような見たくないような……。


「刀使ノ巫女」の最終回から、もう1年もたつのか……。

23話と最終回の間の週は大変だったなぁ……。可奈美と姫和が隠世に行ってしまって、このまま「二人はもう帰ってこないエンド」もあるんじゃないかとソワソワ。いやいや、まだ回収してない伏線もあるし、きっと帰ってくるとソワソワ。

そして最終回を見て号泣してから、もう1年がたつのか……。

この1年の間に、舞台化され、みにとじの放送があり、小説の発売が決定と、なかなか活発な動きを見せています。

特にみにとじと小説は内容が「新作」なので、この存在は大きいです。

ファンとしては新作が、新しいエピソードが見たい!

特に刀使ノ巫女は、「スピンオフ」を作りやすいアニメだと思うのですよ。

まず、伍箇伝と呼ばれる刀使の学校が5つある、というのが大きいです。

伍箇伝は以下の5つ。

美濃関学院(岐阜県):刀鍛冶の街、関市にあり、刀使のほかに刀鍛冶を養成するコースもある。ちなみに、共学。

平城学館(奈良県):獅童真希や十条姫和といった御前試合優勝者を輩出した強豪校。

鎌府女学院(神奈川県):御刀やノロ、荒魂の研究施設を有するエリート校。折神家や刀剣類管理局とのかかわりも深い。

長船女学院(岡山県):装備の開発施設があるほか、舞草の拠点でもあった。

綾小路武芸学者(京都府):最も歴史のある伝統校。

それぞれの学校がそれぞれに特色を持つので、どの学校をメインに据えて物語を作るかで、アニメ本編とはまた雰囲気の違った物語を作れるはずです。

刀使ノ巫女には鎌倉、伊豆、東京と実在する場所が登場するので、これもまた物語を作りやすい要素となります。

伍箇伝という舞台装置をうまく使えば、いくらでもいろんな話が作れるはずなのです。

さらに、刀使ノ巫女がスピンオフ向きなのにはもう一つ理由があります。

それは、あらゆるジャンルに対応できる、ということ。

世の中にはいろんなジャンルがあります。SF、歴史物、ファンタジー、バトル物などなど。

刀使ノ巫女は基本的にはバトルものにあたります。

特に剣術の流派にこだわっているので、そこをどんどん突き詰めていけば、格闘漫画みたいな本格的なバトルものが作れると思います。

ところが、ほかのジャンルとしての刀使ノ巫女も、実は作れてしまうのです。

S装備のような科学技術や、ノロの軍事転用などにフォーカスすれば、SFとしての刀使ノ巫女が作れます。

一方、荒魂は古来より妖怪や悪霊と呼ばれてきたことに着目し、日本の風習と絡めていけば、和風ファンタジーとしての刀使ノ巫女を作ることも可能です。

さらに、刀や剣術といった日本文化との結びつきが深い作品なので、日本の歴史と絡めやすいです。宮本武蔵のような剣豪を始め、歴史上の人物や、大事件の裏には実は荒魂が……、という物語も作りやすいのです。

さらにさらに、「ノロを悪用する悪の組織」みたいなのを出して、刀使VS悪の組織というアクションものにしてしまうことも可能。

何が言いたいのかというと、「お前の好きなジャンルで二次創作できる作品」、それが刀使ノ巫女なのです。

SFが好きだったらSFものにしてしまうもよし、ファンタジーが好きだったらファンタジー系にしてしまうもよし。歴史が好きだったら歴史と絡めてしまうもよし。いろんなジャンルでの「刀使ノ巫女」が作れてしまうのです。

さらに、世界観が日本の歴史と結びついているので、時代設定も変えられます。戦国時代、江戸時代、戦時中、戦後の昭和と様々な時代を舞台にストーリーを組み立てられるのです。

そうやって見てみると、刀使ノ巫女はスピンオフや二次創作、TRPGなどに非常に適したコンテンツと言えます。

ただ、一方で、ファンだからこそ、こうも思うのです。

むやみに新作は作らないでくれ! ……と。

アニメがあれだけきれいな形で完結しているのだから、むやみに「その続き」を作るべきではない……と。

もし「続き」を作っても、それが評価が低かった場合、「あの最終回で物語を終わらせておけば……」という悔いだけが残ってしまいます。

スタッフの方もそういうことを意識しているのでしょう。みにとじも小説もエピソードとしては「新作」でしたが、時系列を見るとみにとじは「12話と13話の間」、小説は「1話の1年前」と、いずれも最終回の御前試合よりも前のタイミングです。

とはいえ、ファンとしてはやはり新作が見たい!

でも、下手に続きを作ってほしくない!

でもやっぱり、あの続きが見たい!

ああ、なんていうジレンマ。変わらないもの♪ 変わってくこと♪

もしあえて、最終回のあとの時系列で新作を作るなら、これは1年前も同じことを言っているのだけれど、

内里歩を主人公にしてほしい!

どうして歩なのかというと、まず「可奈美と姫和の物語」をへたにいじってほしくないなぁ、という思いがありまして。

ほかのどのキャラを主人公に据えても、やっぱり「可奈美と姫和の物語」の続きになってしまうのです。

そんな中、歩を推すポイントをいくつか。

①実は、そこまで可奈美と近いキャラではない。

確かに可奈美と接してはいるのですが、基本的には可奈美にあこがれる後輩ポジションにあたり、主要キャラではあるけど、メインキャラではないんですよね。

そういう意味では、歩を主人公にすると、「無理に可奈美を出さなくて済む」

たとえば、沙耶香を主人公にすると(しゃべらない主人公とか斬新だなぁ)、可奈美が出てこなかったら「おい、可奈美、どこ行った?」という疑問が頭をもたげます。沙耶香が主人公なのに、可奈美が出てこないのは変です。

なぜなら、沙耶香は可奈美と行動を共にしていたキャラだから。沙耶香を主人公にすればどうしても可奈美も出てきてしまい、結果「あの物語」の続きになってしまう。

一方、歩はアニメの中でも基本的に可奈美と行動を別にしていたので、歩が主人公の物語に可奈美が出てこなくても、特に不自然ではないです。

むしろ、歩は可奈美にあこがれているキャラなので、「衛藤さんのようになりたい」とあこがれの刀使として可奈美の名前を出しながらも、物語には登場しない、という出し方ができます。

さらに、ここぞというところで歩を助けに現れるレジェンドライダーのような登場の仕方も可能。

下手に可奈美やその仲間たちを主人公に続編を作るのではなく、歩を主人公にして可奈美たちはレジェンド枠として扱う、というのが一番面白いかなと思います。

②歩は刀使として未熟

アニメの中で可奈美は刀使としてかなりのレベルに達してしまいました。

この可奈美たちを主人公とすると、もう相当の強敵を出さなければいけません。

「あのタギツヒメをはるかにしのぐ……」みたいな肩書をつけないと、話が盛り上がりません。

ですが、こういったパワーインフレをやりすぎてしまうと、かえってつまらなくなってしまいます。

「あのタギツヒメをはるかにしのぐ〇〇……、だが、今度の敵は〇〇すら遠く及ばない……」

……おいおい、どんだけ強いんだよ、と。

あんまりパワーインフレが過ぎると、白けてしまい、かえって面白くなくなってしまいます。

となると、「再び可奈美を主人公にして、さらに強い敵を出す」というよりも、「可奈美より弱い刀使を主人公にして、タギツヒメクラスの災厄とぶつける」方が面白くなるはず。

そして、歩は「衛藤さんにも糸見さんにもかなわない」と本人が認めるように、まだまだ未熟な刀使。

未熟ということは、成長の余地がある、ということ。

伸びしろですね!

主人公に伸びしろがあったほうが、物語は断然面白くなります。

③綾小路がメインの学校となる

伍箇伝の中でも最も影の薄かった綾小路武芸学舎。

歩が主人公となれば、必然的に綾小路がメインの学校となります。

アニメ本編もとじともも、学校の垣根を越えたチーム編成でしたが、歩を主人公とするならむしろ、「綾小路の生徒たちがメイン」という話にしてしまっても面白いかもしれません。

④一度道を踏み外している。

ノロの影響とはいえ、歩は一度道を踏み外しています。

そういう人物だからこそ、主人公に据えたら面白いと思います。

悪人に対して正論をぶつけるのではなく、相手に共感し、どうすれば分かり合えるかという道を模索する主人公。

刀使ノ巫女という作品は基本的に「悪いやつは問答無用でやっつければいいんだ」というスタンスではありません。それは、高津学長や夜見ちゃん、三女神の最終的な扱いに表れています。

そういう物語だからこそ、一度道を踏み外したことがある人物が次の主人公としてふさわしいのではないかと。

そして、あのセリフを言ってほしい。今度は歩の口から、「今度は私が助ける番。そんな魂のこもってない剣じゃ、何も斬れない!」……と。

ああ、妄想するだけですでに涙が……。

そして最終回、どうしても勝てない敵が現れ、あきらめかけた歩の前に、レジェンド枠として可奈美(もう高校生くらいになってる)が現れるのです。

「ようやく一緒に戦えるね、歩ちゃん」

ああ、すでに涙が……。

もういっそ、自分で二次創作として書こうかな。そうね、僕がやるならやっぱり、和風ファンタジー系かなぁ……。
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プロフィール

HN:
自由堂ノック
年齢:
31
性別:
男性
誕生日:
1989/03/01
職業:
ライター、商業ラッパー
趣味:
旅、ラップ、特撮
自己紹介:
地球一周した人見知り。フリーライター、地下小説家、商業ラッパー、「さいたま野仏ミュージアム」館長。焼肉記事や特撮記事書いたり、小説『あしたてんきになぁれ』を書いてネット公開したり、野仏の研究したり、川の写真撮ったり、仮面ライダーと戦隊を見たり、TRPGをやったり、そんな毎日。

P R