友人に誘われて、マルチ商法のセミナーに参加してきました。
もちろん、「マルチ」と認識しないまま参加して、話聞いて
「いや、これ、マルチじゃん。騙されねーよ、バーカ」という感想を抱いて帰ってきたわけです。
友人と言っても、
実は出会ってまだ2週間程度。会うのはこれで3回目です。
彼から「旅と仕事に関するセミナーがある」と連絡が入り、おもしろそうだと思って参加してみたわけです。
ただ、うちの母は「とんとん話が進みすぎではないか?」と警戒していました。そう言われてみると、前回、別のイベントに招待してもらった時は開催場所の住所を知らせてきたのに、今回は住所を教えられず、待ち合わせ後に案内するとのこと。
まあ、この時は「一応、警戒しておくか」ぐらいでした。
ちなみに、ここからの話は家族には話してません。結局騙されなかったんだし、余計な心配をかけるだけなので。
さて、当日。待ち合わせ場所はシ〇ヤ。駅前で待ち合わせ後、歩いて数分あるその会社、仮に「A社」としておきましょう、の本社に案内されました。
結構立派なビルだったので、「これは安心していいかな?」と思いました。
ロビーは人でごった返しており、中には何と「チケット余っている人、譲ってください」との紙を掲げている人も。
W杯かよ!ずいぶん人気なセミナーだなぁ。
会場は大学の大型教室レベル。20~30代の若者が多いです。会場は満杯で、立ち見が出るほど。
今回のセミナーは
Yさんというおっさんが、斬新なビジネスの仕方をレクチャーしてくれるとかくれないとか。詳しい話を聞かされていません。チケット代は破格の1000円。
まあ、聞けば分かることと、気長に待っていました。
いよいよセミナーが開講。まず、前座の女の人が出てきました。
そして、ここでこの女の人から衝撃的な発言が。
てっきりビジネスの概論的な話だと思っていたら、
A社と契約して、個人事業主としてA社の洗剤を売らないか、という話だったのです。
「洗剤」というワードを聞いた瞬間に、僕の警戒心がレベルMAX!
MAX大変身!
出典:http://www.toei.co.jp/tv/ex-aid/story/__icsFiles/afieldfile/2017/03/09/top.jpg
なんだなんだ、先物取引かなんかか? と一気に警戒心が上がったわけです。
僕が騙されなかったPoint.1 「特定のモノを扱って商売する」ということに対する警戒心が異常に強い
だいたい、洗剤売るとか、興味ないし。
僕が騙されなかったPoint.2 興味のないことを勧められても、1mmも心が動かない
女性はいかにA社の洗剤が優れているかという実演をしていました。いやいや、洗剤興味ないんだってば。ウチに置いてある市販のやつだってよく落ちるぜ?
そしていよいよ、真打・Yさんの登場です。
Yさんは50代らしいのですが、見た目は30代くらい。
さて、Yさんがどんな話をしたかというと、
まずは自己紹介。何でもこのビジネスを30年くらい続けて、年収が1億あるんだとか。
そのほかにも、この洗剤は世界シェアが1位だと言っていました。
すべて聞き流しました。
僕が騙されなかったPoint.3 数字はすべて聞き流す
これは僕が本選びの時に使うテクニック。
著者のプロフィールで「20歳で企業」とか、「年収3億」とか、「著書は200万部のベストセラー」とか、
数字が入っている部分はすべて読み飛ばしています。
なぜならそれはただの自慢話。自尊心の表れ以上の何物でもないから。
数字が入っていいのは西暦と固有名詞を除いて(西暦はしょうがない)、1つまで。
僕は自分のプロフィールで数字はピースボート88回クルーズ(固有名詞)と「地球一周」のみにとどめています。
数字の部分を飛ばして、つまり、自尊心の部分をプロフィールや自己紹介から消して、どれだけ文章が残るか。ひどい人では「文筆家」という肩書しかプロフィールに残らなかった人もいました。
「世界シェア1位の洗剤を30年以上売り、年収1億」なんてプロフィール、僕から見れば「自尊心以外何もない」と言っているようなものです。
さて、僕は何も知らされずにつれてこられたので、「いったいどんなビジネスなんだろう。参加することはなくても、パクれそうなところがあったらパクって帰ろう」と思って聞いていました。
すると、なかなか本題に入らない! なんか、「自由な働き方をしたくないか!?」みたいなことを延々としゃべっていて、肝心な「どのようなビジネスなのか」の本題にたどり着かない!
僕が騙されなかったPoint.4 話の長い奴は信じない
これは裁判傍聴で学んだこと。
うそつきはなかなか本題に触れず、話を引き延ばそうとする。
なかなか本題に入らないので、「はよ、本題に入れよ!」とイライラしていました。
確かに、Yさんは話がうまい。ところどころジョークを織り込んで場を盛り上げます。
ただ、
これが全然面白くない。周りはどっかんどっかん大爆笑なのですが、ピクリとも笑わない僕。サクラでもいるんじゃねーの?
結局、
本題であるはずのビジネスの概要は90分のセミナーのうち10分程度。
10分で済む話を90分かけてはぐらかしているわけです。
これでどんなに「このビジネスはもうかる!」と言われても、
「本題の8倍の時間をかけて煙に巻こうとしてくるからには、必ず裏がある」と考えるわけです。
成功がどうたら、成功者がどうたら、そんな話ばっか。
僕が騙されなかったPoint.5 「成功」という言葉が嫌い。
よく、「失敗しても成功するまで続ければ、最後は成功する」と言います。
でも、それって逆もまた然りで、
「成功しても失敗するまで続ければ、最後は失敗する」わけです。
成功を追い求めるということは、一生失敗の影に怯え続ける、ということです。
では、肝心の本題、ビジネスの概要はどのような話だったか。
①普通の洗剤は売り上げの3割が宣伝費にかけられている。
②A社の洗剤は契約した販売員が実演で宣伝するから、宣伝費がかからない。
③浮いた宣伝費をボーナスとしてみんなで山分け。
④顧客を増やせば、その分ボーナスが増える。
⑤販売員を勧誘して増やせば、その分ボーナスの取り分が増える!
⑥販売員も消耗品である洗剤を毎回買うから、その分の収入も入る。
マルチ商法じゃねーかぁ!
という誰もが思う疑問を、Yさんは否定します。
「マルチというやつはわかってない。うちは洗剤の品質は間違いないから、マルチじゃない」
いや、商品がどうこうじゃなくて、「商法」の話をしているわけで……。Yさんは「ネットワークビジネス」とかっこいいことを言っていましたが、売っているものが洗剤だろうが水道水だろうが、
①物の販売を他人に委託し、
②仲間を増やせば取り分が大きくなり、
③入会金3600円をとる(退会すれば返ってくる)
時点でりっぱなマルチ商法です。
もちろん、マルチ商法自体は違法ではありません。
ですが、このような商法は厳しいノルマを生みやすく、
結局末端のものを消耗させて上層部が利得を集める仕組みなので、決してほめられたものではない。
A社について調べてみると、A社は会社としては販売ノルマは設けていないものの、個々の販売グループ内でノルマを課せられている、なんて話がちらほら。
そりゃそうです。末端が稼げばそれはリーダーの収入になるのだから。
さらに「いつでも辞められる」とは言いつつも、個々のグループのリーダーが辞めさせてくれない、なんて話も。
そりゃそうです。末端が辞めちゃったらリーダーの収入が減るんだから。
会社としては合法的なことを言っていても、「マルチ商法」という仕組みを続ける限り、こういった問題からは逃れられない。
ですが、Yさんはこう言います。
「ネットでアンチからマルチ商法と言われて困っている」
じゃあ、マルチもどきのやり方をやめろや。よその会社みたいに、広告費かけて、小売店で売ってってすればいいだけの話。叩かれてなおマルチもどきを続けるあたり、「そうしないと稼げないのでは?」と勘ぐりたくなります。
Yさんの中身のない話が終わった後は、稼いでらっしゃる上級のネズミ、失礼、上級の会員様の表彰とご挨拶でした。「こんなに稼いでいる人がいます」アピールです。
このまま契約するまで帰さない気か、と思いましたが、セミナーが終わったらあっさり返してくれました。まあ、帰さなかったら監禁罪&強要罪ですもんね。
帰り道。友人と二人。
友人「話聞いてみてどうでした?」
僕「……ビジネスとしては面白いと思いますよ」
友人「A社に参加してみようとかは……?」
僕「それはないです」
その後も、なんとかA社に参加する方向に話を持っていこうとする友人と、それをあっさり突っぱねる僕の押し問答が続きました。
友よ、僕は君に言いたいことが4つある。
1つ。
君の必死な姿は、君が「あちら側」であることを雄弁に語っている。それさえなければ、君のことを「一緒に騙されに来た友人」で済ますこともできたのに。
でもね、
君にこのビジネス(笑)は向いていない。
こういうのは、Yさんみたいに口八丁でごまかし、相手を罠にはめるペテン師に向いているんだ。
君は人がいい。悪気があってやってるんじゃない。
だって、君には騙しのテクニックがない。
教科書のような勧誘の仕方と、君の必死さから、君がこのビジネス(笑)を初めて日が浅いこと、君がYさんの言うほど稼げていないことぐらいわかる。
2つ。君はA社のセミナーであることを隠して誘ってきたね。
マルチ商法自体は合法だが、
マルチの勧誘であることを隠して接触するのは違法だ。君を警察に突き出すつもりなんてないから、以後気を付けるように。
3つ。僕は怒っている。
君が僕を騙そうとしたことじゃない。
君に僕が「騙せる」と思われていたことだ。
君は僕の
もういっこのブログを読んでくれたと言っていたね。
だったら気付いたはずだ。僕が最近
「ピースボートに洗脳・マインドコントロールは可能か?元乗客が検証!」という記事を書いたことを。
僕は洗脳やマインドコントロールに関しては、そこそこ知識を持っているんだ。
さらに僕は半年間、仕事で裁判傍聴をしていた。
そこで、Yさんのように口先でごまかそうとする人をたくさん見てきた。
彼らに騙されずに記事を書くため、ぼくは話の内容ではなく、
話し方から嘘を見破る勉強をしたんだ。
僕から見れば、10分で済む話を90分かけて話すYさんは、どんなに話がうまく、その場では嘘と見破れなくても、「絶対何か隠してる」と映るんだ。
案の定、彼の話には嘘があった。
A社の洗剤は世界シェア1位と再三言っていたが、
洗剤の世界シェア1位はP&Gだ。A社じゃない。
さらに、最初の洗剤の実演販売のトリックも、あとで調べたらネットでネタバレされてた。
A社の洗剤は水で薄めてあり、比較で使われた他者の洗剤は原液をかけただけ。
洗剤を水で薄めて使うのは世界の常識だ。家事に疎い僕でさえ、皿洗いの時に食器に洗剤の原液をかけるなんてしない。
「A社の洗剤は水で薄めてもこの威力」なんて、当たり前の話なのだ。
この俺を、なめるなよ!
出典:https://pbs.twimg.com/media/CZkpYv7VIAU_Mla.jpg
4つ。
君は騙す相手を間違えた。
僕は正直に、自分がフリーライターであることを教えたはずだ。
フリーライターというのは実は、マルチ商法と同じぐらいゲスな商売で、
普通の人なら「だましたな! もう、絶交だ!」となるところを、
「よっしゃ、ラッキー! 千円でマルチ商法のセミナーのネタ、ゲットしたぜ!」
出典:http://blogs.c.yimg.jp/res/blog-82-6c/diendxx/folder/439369/65/14595765/img_0
と考えるのだ。
正直、君のことを利用して記事を書くのは心が痛む。
だけど、最初に僕を利用して、財布代わりにしようとしたのは君だ。
……僕を喰おうとしたんだ。
僕に喰われても仕方ないよね?
僕は君が望む「友達にA社を紹介する」のではなく、
「友達をA社の魔の手から守るために潜入レポを書く」ことに決めた。
さて、友人と別れた後、時間がたって頭が冷えれば冷えるほど、「あれってマルチ商法だよな?」という思いが強くなります。
気になるのがYさんの長い話。10分で済む話を90分かけたということは、残りの80分、彼はいったい何をしゃべっていたのか。
「日本の働き方は時間を切り売りしている!」
「このビジネスで成功すれば、自由な時間が手に入る!」
「ネットはアンチばかりだ!」
つまり、
彼は80分かけて聴衆の「ビリーフ」を書き換えようとしていたんです。
ビリーフとは、例えば、「ピースボートは左翼洗脳だ!」とか、「埼玉県はダサい!」、「フリーライターは胡散臭い!」といったレッテルや固定観念のこと。
他人のビリーフを書き換えるということは、相手をマインドコントロールすることにもつながります。
Yさんは「よくA社は宗教みたいだと言われますが、『何教に似てますか?』と聞かれると、全員口ごもります」と言っていました。
私が答えましょう。A社の手法はマインドコントロールそのものであり、
カルトに良く似てる。友人がA社の名を隠して接触してきたところなんか、オウム真理教にそっくりだ!
そして、会員を囲い込んで収入につなげるのは、
新興宗教のシステムととてもよく似ています。
ここから先は、立正大学心理学部教授の西田公昭氏が1995年に出版した
『マインド・コントロールとは何か』という本をもとに、いかにA社がマインドコントロールにたけているか検証していきます。
マインドコントロールの手法は簡略化すれば
①勧誘する。
②ビリーフを書き換える
③教義を教える
④教義を受け入れさせる
⑤マインドコントロールを維持する
の5つからなります。
①A社の勧誘の手法
罠① 返報性
人は安くサービスを提供してもらうと、何かお返しをしたくなります。
A社のセミナーは1000円という格安の上、A社のプロテインを無料でプレゼントしてくれました。こうすることで、「何かお返しをしたい」と普通の人は思います。
幸い、ぼくは人生give&TAKE&TAKE&TAKEという図太い人間なので、一切この罠には引っかかりませんでした。
ちなみに、プロテインは美味しかった。
罠② 徐々にハードルを上げる
人はいきなりハードルの高いことはできません。だから、A社は最初のハードルを低く設定しました。
「入会料は3600円。退会すれば返ってきます」と。
罠③ 希少性
人は限定品に弱いです。A社は「ネットワークビジネスで稼げるのはうちだけ!」と希少性を押し出していました。
罠④ 権威性
人は権威に弱いです。「世界シェア1位」のように。
さらに、Yさんは「A社のイベントで3回大統領にあった」と言っていました。この話の真偽はわかりませんが、「大統領」という権威が人を勧誘するのに役立つのは間違いないでしょう。
②A社によるビリーフの書き換え
マインドコントロールをするために書き換える必要のあるビリーフは次の5つ。
①自己ビリーフ 「僕は何者なんだろう」という認識
②理想ビリーフ 「自分や世界はどうあるべきか」という認識
③目標ビリーフ 「理想のためにどう行動すればいいか」という認識
④因果ビリーフ 「世界や歴史はこういう法則で動いている」という認識
⑤権威ビリーフ 「誰についていけば間違いないか」という認識
Yさんの話では、「成功して自由になろう!」とか、「今に日本な働き方はおかしい!」とか、「夢を叶えられるのはA社だけ!」という
ビリーフの書き換えに時間を費やしていました。
③A社の教義
もっとも、これらのビリーフをバラバラに主張するだけでは人はコントロールできません。
5つのビリーフをつなげて、いわば「教義」に当たるものを作ることが大切です。
例えば、
「今の働き方に満足しているのか?(自己ビリーフ) 自由な生活を手に入れ、夢を叶えたいと思わないか?(理想ビリーフ) そのためにA社のビジネスを頑張ろう(目標ビリーフ)。今の日本社会の働き方は時間の切り売りだ(因果ビリーフ)。それができるのはA社だけ!(権威ビリーフ)」
……完璧である。正直な話、実は「自己ビリーフ」の話はあまりしていなかったのだが、
あとの4つは完璧です。
④A社のビリーフを受け入れさせる
教義が出来上がったら、それを相手に受け入れさせなければなりません。
罠⑤ 興奮を利用
セミナーではYさんのつまらない話になぜか大爆笑でした。サクラがいたとしか思えないが、大衆感情を利用するとビリーフを受け入れさせやすくなります。
罠⑥ 理解できないのは勉強不足
質疑応答などは一切なく、「わからなかったら、僕の動画をアップしてるからそれを見てくれ。何度も見たらわかるはず」と言っていました。
わからないのは勉強不足というのもマインドコントロールの手法です。本当はわからないのはその話がどこかおかしいからなのに。
罠⑦ 考えるよりまず行動
Yさんは「まずは会員登録しよう」と言っていました。人は自分の行動を肯定的にとらえようとします。一度入会させてしまえば「せっかく入会したんだし……」という心理になってしまいます。
⑤A社によるマインドコントロールの維持
こうして、A社は人をマインドコントロールするわけですが、せっかく一時的にマインドコントロールしても、
それを維持できなければ意味がありません。具体的には、相手の情報・感情・行動・生活を管理します。
A社はこのうちの感情と行動の管理にたけています。
罠⑧ アンチは敵
Yさんの話ではしきりに「アンチは何もわかっていない!」を繰り返していました。
実は、これも罠。外の人間を敵に仕立てることで、優越感を高め、帰属意識を高めるわけです。相手を管理することの最大の目的は、
優越感と帰属意識の維持にあります。
罠⑨ 定期的なミーティング
A社に入会すると、頻繁にミーティングに参加させられるそうです。これも
帰属意識を高める効果があります。
さらに、頻繁に販売員仲間に合わせることで、情報を片寄らせる効果もあります。
罠⑩ 頑張ると報酬が増える
これ自体もマインドコントロールの罠です。こうして、販売員としての活動を促すことでマインドコントロールを維持するのです。
罠⑪ 販売員として活動する
そもそも、この行為自体が罠なのです。先ほど述べた通り、人は自分の行動を肯定したがります。「正しいと思ったから行動する」のではなく、「自分が行動しているから、このことは正しい」と考えるわけです。
販売員として活動を続けたり、A社の商品を買い続けることで、「自分の行動は正しい」と思い込むようになるのです。
こうして、A社は巧みに近づき、ビリーフを書き換え、教義を作り、それを受け入れさせ、コントロールし続けるのです。
完全なるマインドコントロールの手口です。
セミナーであいさつした上級のネズミ、失礼、上級の会員様は「本社に来ればA社が怪しくないことはわかる。自分の目で見たことだけを信じなさい。これだけ見せてまだA社がマルチだと言うなら、これ以上何を見せればいいというんですか!」
とチューチューほざいていました。
マインドコントロールの手法を随所にちりばめといて、「これ以上見せるものはない!」と断言されるのであれば、
「A社はマインドコントロールの手法を知り尽くしたマルチ商法である」と結論付けるを得ません。
マルチ商法は厳密にはネズミ講とは違います。ですが、ネズミが夢を叶えてくれるなんて、ディズニーランドとポケモンだけで十分です。